当院の中でここ5年で急速に増えた処置の一つに矯正治療があります。
矯正治療は素晴らしいのは歯並びが綺麗になるのは当然ですが、噛み合わせが非常に改善されて、その患者さんの良好な口腔環境を作り出せるのが非常に魅力的です。
当院のケースを紹介します。(院長症例)
小児矯正(Ⅰ期前又はⅠ期)
5歳の女の子
2022年 4月から矯正スタート
病名は反対咬合(ターミナルプレーンは近心型)
7月には上顎前歯がジャンプし反対咬合治療完了
ここから側方拡大促進へ(ボルトン分析から側方拡大が必要)
11月には上顎に成長空隙が見えてきました
このまま拡大を続けて
2023年10月 Ⅰ期前矯正終了(矯正治療期間は1年半)
*写真の公開は了解を得ています
見ていただいたように、前後的問題は4ヶ月で解決しました。
しかも合ってなかった正中まで一致です。(これは偶然です)
犬歯誘導も確立でき、よい咬合状態を回復できました。
このお子様は矯正治療を介入しなければ反対咬合は改善せずに、上顎骨劣成長を引き起こされていたと思います。
一旦矯正治療は終了しましたが、まだ6歳ですので成長を経過観察し、咬合育成を継続していきます。
小児矯正は定期的な観察が非常に大切になっていきます。
この患者様で使用した矯正装置はプレオルソのみです。(交換を1回しています)
MFT(筋機能療法)を組み合わせて、このような矯正装置で軽度の反対咬合には非常に効果的です。
* 費用:診断費用 1万円 矯正装置代 12万円(交換1回を含みます) 税別
経過観察、調整などは保険診療範囲内です。
この矯正装置にも欠点がありまして、骨格性反対咬合、非協力なお子様、親御さまには不向きです。
矯正の診断に基づいて今回はプレオルソでの治療方法を決定しています。
当院は歯列矯正治療にプレオルソ(MFT) 拡大床 2×4 LOT 通常マルチブラケット矯正 マウスピース矯正などを通常行っております。(ラビアル舌側矯正は対応していません)
矯正治療に必要な最新のセファロ検査そしてフェイススキャナーなどは設備しています
当院では矯正治療は3名で行っております。
院長 村本先生: 小児〜大人 軽度〜中等度 (叢生 上顎前突など)
プレオルソ 拡大床 LOT(レベリング 挺出 圧下) 2×4 マウスピース矯正(クリアコレクト) など
佐賀勇介先生 : 小児〜大人 中等度〜高難易度(特に開咬 下顎前突 顎変形症例まで対応)
拡大床 通常マルチブラケット矯正(非抜歯矯正) マウスピース矯正(インビザドクター) など
矯正治療で悩まれている方、セカンドオピニオンや最新のデジタル矯正治療は当院までご相談下さい。
年明けから世界No1マウスピース矯正インビザラインを小松島で初めて開始します。
小松島の大きな歯科医院 うおざと歯科 院長