こんにちは。
10月中旬になると寒くなってきましたね。
僕はお鍋がとても好物でこの時期から家に帰るのが楽しみです。
さて最近、当院でも食事の指導することが多くなってきました。
特に新しい入れ歯、または初めての入れ歯装着の場合は食事制限を踏まえたリハビリテーションを行っております。
今回お話したいのは歯科と栄養の話です。
お口の機能とは「食べる」「味わう」「唾液を出す」「喋る」ことです
私共は歯科の本当の役目は美味しく食べることだと感じています。
その中で「唾液を出す」ことで快適な食事と飲み込みの補助、そして歯の防御と体全体の感染防御を行います。
また「喋る」ことでヒトとヒトのコミュニケーションを図ることも大事な機能です。
最近、歯科でも栄養の問題が話題に上がっています。
若い人はまだ問題ないですが、高齢者のフレイル(虚弱)が問題になっています。
多くの高齢者がフレイル(虚弱状態)を経て要介護者へと移行しています。
そのなかで意外ですが日本人の高齢者に低栄養の方が増加傾向だということです。
日本人は比較的健康志向が高いが故に、結果的に低栄養に陥ってるということです。
その2に続きます(不定期連載します)