アマルガムの二次齲蝕についてです。
アマルガムとは無機水銀と銀を使用した合金です。
歴史的には190年前から存在する歯科材料で30年ぐらい前まで日本でも普通に使用されていた金属です。
様々な問題があり世界中で使用されない傾向です。
理由はアマルガム自体の強度が低いこと、また口の中で腐食し溶け出すことが問題です。
日本でも4年前に健康保険から外れて現在国内で材料の供給はありません。
今回は顕微鏡下でアマルガムと虫歯を除去しコンポジットレジンで修復処置を行いました。
現代の虫歯治療でファーストチョイスはコンポジットレジン修復です。
いわゆる銀歯は本当に少なくなりました。
当院はなるべく体に優しいコンポジットレジン修復、セラミック修復、そして最も予後がよいゴールド修復を中心に虫歯治療を行っております。
*患者様から了解を得て症例写真を提示させていただいております